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オープニングスタッフ募集、同期ほとんど敵になるよって話(メリット・デメリット)後編

オープニングスタッフ募集、応募するの前に…知っておきたい事

どうも多々良です。
過去3回オープニングスタッフ募集に乗っかったことがありまして、今回はその時の体験談とこれからオープニングスタッフ募集に応募しようか迷っている方への参考になればと思い書かせて頂きます。とくに学生、初めてバイトをはじめられる方のお役に立てればと。
前回のオープニングスタッフ募集、同期ほとんど敵になるよって話の後編、
デメリットの残り三つ目四つ目の項目について詳しく書いていきます。

 

前回の記事はこちら▽

tatala.hateblo.jp

デメリットおさらい

  • オープニングフィーバーでなおかつ全員不慣れなのでとにかく忙しい。
  • オープニング、研修時にくる社員が細かく厳しい場合が多い
  • 全員スタートが同じなので能力差が顕著に表れやすい
  • オープニングフィーバーが終わるとシフトが削られる可能性がある。

前編ではデメリットの二つ目の項目まで説明しました。
さて三つ目の項目に関しまして、これは先の二つの項目はなんとなくデメリットとして思いつくのですがこの三つ目の項目は結構盲点だったりするんです。
スタートが同じだから間違えてもミスしても遅くてもみんな同じスタートだからお互いさまだよね、気分的にも気楽かなと思いがちなのですが実際はそうじゃない。
大事な事が抜けているんですよ、スタートは同じでも基礎能力差、習得スピード、能力の伸びしろはみんな違うという事を。


例えばオープニングスタッフではなく中途募集で採用された場合、
職場の中で同時期に採用されるのは多くても2、3人程度あるいは自分一人だけのパターンが多いと思いますが、確かに同期が自分以外にいた場合比べられる事も有りますが、
その同期以外はベテランの方や自分よりもはるかに経験値の高い先輩方になるので、
ミスしたり遅かったりしても「まだ新人だしなぁ」と許される事も多く、
「新人」という免罪符の元にいろいろと配慮やフォローをしてもらえることもある。
ベテランや先輩方が人間性的によろしくない人ばかりであればその限りではないが、
普通は「新人」なら多少の能力不足も多めに見てもらえる事があると思います。

それがオープニングスタッフとなると同期全員同じスタートなので当然「新人」だからという免罪符は使えません。みんな同じくらいの経験値、同じくらいのお給料なので、当然同じくらい働けなければいけません。
ですが、人それぞれ能力は違いますのでスタートが同じだとそれぞれの差が顕著になってしまう。そして能力の低い人は業務をこなせず居心地が悪くなったり、きつく当たられることが出てくるかもしれない。逆に能力が高い人は低い人のフォローをひたすらさせられて同じ給料なのに倍に働かされて不満が蓄積していく。

能力が高ければ高い人ほどデメリットが大きくなる

スタートが同じなのに給料も同じなのに同期のフォローや尻拭いをさせられる。
これは言い換えれば時給が下がっていることと一緒。
時給あるいは給料は労働力に対して支払われているので、
同じ給料の同期の労働量よりもさらに多くを求めるのであれば会社側はそれに対してきちんと対価を支払わないといけない。
ですがそれを見て見ぬ振りする会社が非常に多い。
能力が高い人は総じて責任感も強い事が多く自分が損をしているとわかっていながらも現場が仕事が回らなくなったらついフォローをしてしまう。
そういう性質を持っているからこそ能力も高くなっていくのだが、
会社側はそれに甘えてしまう、利用する。
会社側というのは会社はもちろんその現場の責任者や社員など人を使う側も含む。
良くない事だとわかっていながらも、能力のある人ばかりに仕事を負担を多く振ってしまう。なぜなのか、それの理由は1つ、「楽だから」
自分が会社が楽したいから楽して利益を上げたいから、ただそれだけ。
ひとたびこの人は能力が高いとわかったらそれを安い賃金でとことん使い倒そうとする。
良い会社は能力のある人に対してきちんと評価を反映した給料を出す。
オープニングスタッフの場合、昇級まで最短でも3ヶ月から半年はかかることと思う。
それまで我慢して同期をフォローし続けなければならないが3ヶ月から半年後きちんと昇級するかはその時になってみなければわからない。
もし昇給が無いのであれば今後も昇給の可能性は限りなく低いので見限る事も考えた方が良いでしょう。
私個人としては能力が高い人は少なくとも半年くらい労働力を抑えてみるのも有効かと思う。能力を平均値あたりまで抑えてそつなくこなしているのが一番不満もストレスもたまりにくく気分良く仕事が出来るので。
ただし、アルバイトやパート採用でチーフやリーダーがやりたいあるいは社員登用を目指している方はそのかぎりではない。
最初から能力全開でこなしていけば確実にそのチャンスが得られるでしょう。

シフトが削られていくのは当然この人から

四つ目の項目、これは三つ目の項目とも関係があるものです。
三つ目でスタートは同じだけど個人の能力は違うので能力が低い人は言い方が悪いがすぐにバレる、ごまかし様がない。ベテランが皆無の中で新人の免罪符も聞かない。
同期にフォローされるばかりで居心地も徐々に悪くなっていくばかりか、
オープニングから3か月~半年後にはみんな仕事に慣れて人数が少なくても回せるようになるし客足も落ち着いてくるので人手が溢れてくる。
そうするとどうなるか、会社にとって都合がよろしくない人のシフトを削り出す。
基本的にオープニングスタッフは何人か離脱する事も考慮して採用していくので、
採用人数は多めにとっておく。
仕事内容、人間関係、会社方針、条件、雰囲気などの合う合わないはどうしても出てくるので必ず離脱者はでる。
どのくらい離脱するかによってこのデメリットは発生しない場合もあるが、
私の経験上、過去全部の会社がこのデメリットは発生していた。
人が溢れていてシフトを削るという以外にも、
人数が足りようが足りてなかろうが能力の低い人は下から徐々に削られていったパターンも多く目にした。
そう、これが同期みんな敵になるよといった理由。
同期同士によるシフト争奪戦が始まるのである。
その職場で長く続けたいのであればこれをなんとか勝ち抜かなければならない。
一番有利なのは当然能力のある人。
お分かりだと思うが削られる候補でもっとも有力なのは能力がない人。
当然だ、給料に見合った労働力を提供できないのであればそれは会社にとって不利益になる、能力ある人の例えば1/2や2/3となるのであれば能力の高い人よりコストが高いという事になる。誰が考えても削るのはこの人だ。
次に削られる有力候補はシフトの融通がきかない、わがままシフトな人、会社側からして扱いにくい人、職場の雰囲気を悪くする人。
これらは程度による、多少なら問題ないが目に余るほどなら候補に入ってくる。
ただ、能力が高い人はこれらの要素を持っていても優遇される事も多い。

では削られる有力候補になりそうな人がどうすれば生き残る可能性があがるのかその方法も無くはないので、能力があまり高くないにもかかわらず生き残っている人の特徴をいくつか挙げておく。

明暗を分けるのは結局は人柄なのかも?

能力は高くないが口調や態度が柔らかく人当たりが良い、みんながあまり好んでやらない事を嫌な顔せずやる、自分が能力が低い事を自覚していてフォローしてくれた人にはきちんとお礼を言う人。

能力は高くないがポジティブで職場の雰囲気を明るく穏やかにする、他人の悪口は言わずどの人でも良い所を誉める、能力が低い事を自覚しており、引き継ぎやフォローをお願いするときは低姿勢、お礼も欠かさない。仕事に対して早く覚えよう行おうという姿勢が良く見える。

シフトが融通ききにくい、また突発の休みが多いが能力は高く、
出勤している時は全力でこなしその日のスタッフの誰よりも動く、
突発の休みが発生した後もきちんと後日迷惑をかけたスタッフにはきちんとお礼やお詫びをする。例えば子供や体調不良が理由だとしてもそれを理由に開き直った態度をしない。

 

このような人たちは削られる候補としての要素を持っていながらも生き残るような人たちの特徴で、3者とも他のスタッフや社員から悪い印象をほとんど持たれていなかった。たとえ能力が低くても態度や姿勢によっては与える印象が全く違う。
もしもしかしたら自分は危ないかも、候補にはいるかもと思うのであれば、
この方々のように立ち回ってみてはどうでしょうか。

 

オープニングスタッフ募集、メリットデメリットを抑えつつ飛び込んでみよう

さて、長々と書きましたが結局のとこ応募してみて飛びこんでみて、
自分の能力の程度が同期の中でどの位置なのかを早めに把握し、
自分にとってストレスや不満の少ないそしてシフトを削られる危険性のない立ち位置を誰よりも早く確実に確保すればデメリットは極力抑えられるということ。
そしてどのような人たちが集まるかによってその仕事を長く続けられるかそうでないかが決まる重要な要素なので、メリットデメリット以前にこの人たちと長く続けられるかをまず最初に見極めることが大事かもしれない。
人生は有限なので無駄な無益な時間を過ごさないためにも早い段階で見切りをつけていこう。
どのような人たちが集まるかは結局のところ飛び込んで見なければわからない。
とりあえず、迷っているなら飛び込んでみては?
あぁ、ここダメだなって思ったらさっさと辞めればいい。
オープニングスタッフは辞めることに関しては気軽です。
お試し気分で飛びこんでみるのは大いにアリなので迷っているなら気軽に行ってみましょう!

 

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