【他人から見た自分】と【本当の自分】とのギャップが大きいとシンドイ、上手なやり過ごし方や方法は？って話 後編
どうも、多々良（たたら）です。
今回も前回の記事の続き、前回の記事ではギャップによって起こりやすい問題や不利益について、またなぜしんどくなってしまうのかを書きましたが、今回は多々良が実際に行ってきたいくつかのやり過ごし方、対処法を具体的に書いていこうと思います。
▼ 前回の記事はこちら ▼
他人から見た自分のイメージとのギャップ差による苦しみから解放されるための対処法とは？
提案する方法は４つ。
物理的な方法や心理的な方法など４つ提案しますが、あなたの精神的な強さや現在の状況、取り巻く環境によって難しい方法もあると思いますが、あなたにとって一番負担やリスクが少ない方法を出来る範囲内で試して頂ければと。
なので、そんな少しずつ改善する方法から一気に対処していくパターンまで対処法をというよりも現状から少しでも気持ち軽く居心地良く過ごすための改善方法を提案いたします。
改善案１ 即効性あり！ぶっ壊し法
これから対処法をいくつか書いていくわけですが、そもそも苦しさやしんどさ、問題や不利益が起こりやすくなってしまうのはギャップ差があるから発生してしまうという事なので、単純に言えばギャップ差をなくせばいい訳で。そんなこと誰もがわかっていると思いますし、対処法もおおよそ予想はついているかとは思います。
そうです、カミングアウトすれば自分を前面にさらけ出せば一瞬でギャップは無くなります。
なので、一つ目の方法はシンプル、いきなり自分をありのままにさらけ出すこと。
他人のイメージがどうであろうと我が道を歩く、本当の自分をどんどんさらけ出して無理やりイメージを改変させていくことです。
はい、わかりますよ、わかってます。誰もがわかりきってる改善策ですよね、わかってはいるものの出来ないから苦しんでいるんですよね。
いきなりさらけ出すのはハードルが高すぎる！って方には他の案を。
改善案２ 自己暗示！強靭メンタル法
改善案１と同等かそれ以上に実践するのは難しいかもしれない方法。
これも誰もが思いつくし、そうすればいいとはわかっているものの中々出来ない方法。
何を言われても気にしない、他人からの決めつけられたイメージを押しつけられようとも、イメージが本来の自分とマッチしていればそのままにしとくしそうでなければ無視、スルーしていく。
もしくは、他人はいない、自分しかいない、他人は自分の事なんて全く見ていない、自分にはそんな影響力は無いと思ってしまう、自己暗示をかけてしまうという方法。
どちらにせよ、相当に強靭な精神力を必要とします。
改善案１と方向性は同じだけれど、こちらの改善案は自分からアクションを起こさない。他人のイメージを無視したりスルーすることによって他人に解らせていく理解させていくイメージを矯正していく感じ。
この方法は自分を強く持てる人でないと中々難しい。他人のイメージに寄せてしまう、寄せないと罪悪感を感じたり残念に思われたり期待外れと思われるのが嫌だから寄せてしまう、ぶれ易い人には難しい方法。
ギャップに苦しみやすい悩みやすいのは、結局のところぶれ易い性質の人が多いと思われるので中々実践出来ないかもしれないが、一応方法としては効果はあると思われるので書いておきました。
改善案３ 緊急回避！リセット法
今すぐこのストレスから解放されたいって人向けなこんな方法も。
ギャップによって何度も問題や不利益、不快感が続くとそれがだんだん苦痛やしんどさになってその状況から逃げたくなることも。
私の場合は、その状況が限界まで来たときはリセットしていました。
職場や人間関係などでギャップによってのしんどさが限界に来たとき、全て切ってしまうという方法です。
若い頃はなぜしんどいのか苦しいのか逃げたくなるのかがわからなくて、改善する方法もわからなくてとにかくリセットしてました。無かったことにすれば、一時しのぎではあるもののしんどさからは束の間ですが解放はされるので何度もリセットしてました。
このリセット癖は20代のころずっと続いていましたが、いろいろな職場での経験や沢山の人との出会いの中でそれなりに人生経験も積み、ようやく自分なりのやり過ごし方を習得したのです。
リセット癖も別に悪い方法ではないとは思います。そのままずっと状況が続いていてもそのころの私では他に方法は思いつかなかったのと思いますし、メンタルの強度的にも人としての成長度合いや考え方のレベル的にも他の方法は難しかったと思うので緊急回避としてはリセット癖は有りだと思います。
ただ私みたいにいつでも気軽にリセット出来るならまだいいですが、それが出来ない立場の人環境の人もいると思います。
これまでの改善法はハードルが高すぎるかなとも思うし、リセットが出来ない場合も多いと思います。なのでそんな方にも有効かもしれない別の方法もう少し試しやすいマイルドな方法は次の案。
改善案４ ゆるやかに侵食！小出しで洗脳法
自分をさらけ出す事、普段からそのような性質、性格の人であればなんの造作もないことでおそらくそういう人はギャップ差も初めから無いというか初対面時に取り払っちゃってるのであとあとイメージ差が出てくることは少ないでしょうから苦しむこともないでしょう。
ギャップ差に苦しくなってくるのは逆のタイプの人たちなので、さらけ出すという行為自体苦手あるいは出来ない人だと思います。
そういう方たちにとってはさらけ出すという事はとても大きなエネルギーと勇気のいる事ですよね。
でもいきなりさらけ出すということを出来なくても徐々に浸透させる浸食？させるという事なら出来るんじゃないかなと思う。
当然長期戦にはなるけれど少しずつ自分を小出しして状況を改善していけたらきっと少しは気持ち軽くなる居心地よくなると思う。
この方法ならちょっとずつで時間もかかるけど出来そうな気がしませんか？
まとめ どれも簡単そうに思えて実は難しい
４つの方法を提案しました。
そうです、どれも冷静に客観的に考えてみればすぐ思いつくこと。
とはいうものの実際に行おうと思うと難しいのです。
どの方法もそれなりに勇気とか勢いと最初の一歩が結構エネルギーがいるんです。
なので徐々に方法を大胆にしていくのが良いかもしれません。
私は過去どうやり過ごしてきたかというと、レベルが足りない若い頃は改善案３のリセットをしまくり、年齢と経験とともにメンタルが強くなってきた頃に改善案２で完全スルーを、最近は改善案１です。初っ端からぶっ壊していく方が私的には後々ラクだなと感じるので。
改善案４が一番実践しやすいのにあまり使わなかったのは、私自身長く一つの場所やコミュニティにいることが無かったので、時間をかけて徐々にする必要が無かったんですね。なので、ダメになっても、どう思われても良いやと思う場面が多かったのであまり使わなかったんです。
一般的にはおそらく長く居る場所で思い悩むってことが多いと思うので、やはり改善案４が一案実践しやすくて最初の一歩には良いんじゃないかなと思います。
他人から見た自分も、その人から見たら本当の「あなた」なんですよね。
だから素の自分とまったく違っていても他人にはそのように見えているのであれば、その「あなた」も自分が認識できていない気付けていなかった違う一面なのかもしれない。
他人から見える新しい「自分」を完全に否定する、無かったことにするのではなくて、自分にはそんな一面もあるのかもしれない、あったんだなと受け入れていく方が他人から見えた新しい「自分」が本当の「自分」と溶け合って混ざり合っていくうちに自然と無理なく周りに本当の「自分」が浸透していくかもしれない。
なんにせよ、どの方法を実践しても、しなくても、あなたの苦しさやストレスが少しでも和らぐことを願います。
