恋愛相談を友達にするのはやめた方がいいよって話
恋愛相談を友達にしない方がいいのは何故？
どうも、多々良（たたら）です。
女性の方は特に多いと思うんですが、恋愛関係で悩みや困ったことが起こった時、もう自分ではどうにもならなくてとにかく話や愚痴を聞いてほしい時、そんな時は大体の方は友達に相談すると思います。
恋愛相談は特になんですが、
友達に相談する事はやめた方が良いと思うんです。
何故そんな忠告をするのか、
その理由はだいぶ客観性に欠ける持論になってしまうのですが。
でも書かずにおれなかった…
本気で恋愛して悩んでる方に苦しんでいる方にこれ以上つらくなってほしくなかったんです。
残念な結果になってほしくない。
幸せになってほしいんです。
なので、今回はこのような記事を書かせて頂きます。
その言葉は本当にあなたを思って？それとも悪意？
例えばあなたに付き合っている彼がいるとして、
突然音信不通になった！ケンカをした訳でもなく特に思い当たる理由がない。
こちらから何度か連絡をしても返信が来ない。
３日が過ぎ、一週間過ぎ、どうしよう。
この間さんざんネガティブな事ばかり考え、他の事にも集中できない。
このままじゃだめだ、一人では耐えきれない。
よほどメンタルが強い人でない限り、冷静ではいられないと思います。
ぐるぐると荒れ狂ている感情が苦しくてすぐに何とかしたくて、
誰かに相談しようとします。
それは身近な人、大抵は友達となります。
相談された友達はあなたにどんな言葉をかけるでしょうか？
「忙しいだけじゃない？もう少し待ってみたら？」
「いくら忙しくてもラインくらいはできるよねぇ？」
「その彼、本当に大丈夫？浮気とかしてない？」
「ほかに好きな人出来たとか…？」
「そんな彼やめちゃいなよ、私だったらすぐ別れる！」
「好きだったらフツー絶対連絡欠かさないよ！それなのに連絡こないって？」
だいたいこんな感じの言葉ですよね。
この言葉ってどこから出てくるんでしょう。
どんな根拠があって出てきたんだろう？
まずは冷静に世間一般的な意見。
もしくは友達の恋愛経験上の意見。
あるいは異性に対する勝手なイメージで決めつけてる。
自分の恋愛経験を語りたいだけの人、マウンティングしたい人。
あとは悪意でただ単に不安をあおっている。
逆にあなたの事を心配して出てきた言葉。
どのような言葉であっても友達の真意はわかりません。
相手が善意にしろ悪意にしろあなた自身は気持ちがだいぶ下がっている状態でかけられた言葉なので大半はネガティブな意味で捉えると思います。
「そうだよね、連絡が来ないってことは。。。」
心を落ち着かせようと、良い方に方向転換させたいと思って相談したにもかかわらず、逆に余計に落ち込んでしまう。悪い方にしか考えられなくなってしまう。
こんなパターンよくありませんか？
友達だけでなく良くあるネットの質問箱的なところで相談している方もいますが、そこについてくるレスも良くも悪くもいろんな意見が書き込まれています。
中にはこの人傷つけたいだけだろっていう書き込みもあったり…
相談者は心が潰れそうな思いで相談したのにこの仕打ち。
大丈夫だろうかと本気で心配してしまいます。
ネットでの言葉であれば、この人たちに私の彼のなにがわかるの？とネガティブなレスを本気で真に受けることは少ないでしょうが、これが友達、親しい人の言葉であれば話は違います。
相手にたとえ悪意のある言葉であっても、友達だから親しいから自分の事を思って言ってくれているんだ私の彼の事を理解したうえでの言葉なんだと真に受けてしまうんですよね。
相手がどう思っていようが「友達」というフィルターがかかってしまえば、信じたくなるものです。
だって友達だもの。
悪意があるとは思わないもの。
私の事理解してくれてるもの。
友達ってそういうものでしょ？って。
友達は実際のところ、あなたの事も彼の事もよく知らない。
随分と「友達」をディスっていますが、
恋愛の問題を何とかしたいと思ってむやみに相談はしない方がいいってだけで、
話を聞いてもらうだけ、自分の中で気持ちを整理させるために聞いてもらうだけならいいんです。そうじゃなくて、心の中のモヤモヤを不安をなくしたいという思いからの相談はしない方が良いと思います。
絶対、スッキリしませんから、さらに落ち込む可能性の方が高すぎますから。
結局そうなるならしない方が良いよねってことです。
考えても見てください。
相談した方はあなたの事、彼の事、本当の意味で理解していると思いますか？
「私の友達は私の事一番理解してくれてるし、彼のことも知ってるし！」
そのように思う方もおられるかもしれません。
確かに長く友達でいたあなたの事は理解してくれているかもしれません。
そう、「友達」のあなたのことなら。
「友達」として接している時のあなたの行動、性格、人柄それについてなら確かに理解してくれているでしょう。
でも「恋愛」の時のあなたは知らない。
友達とは恋愛関係ではないから。
それは彼のことも同じ。
付き合っている恋愛しているあなたと彼のことは知らない。
行動も性格も人柄も恋愛に対する傾向も考えも。
友達に対するものと恋愛対象に対するものと
態度、向ける表情、声色、仕草、気の使い方、心の動き、繊細さ。
違う、何もかも。
付き合っている人、好意を向けている向けられている人にしか見れないあなた。
そんなあなたは恋愛対象の相手しか見ることが出来ない。
当然、友達ならまったく見た事もないあなたの姿。
なので、相談したところであなたと彼を理解した上での良いアドバイスなんてもらえるはずがないんですよね。
悪意、善意関係なく結局のところ、一般的なものか経験上のものあるいは勝手なイメージでの意見やアドバイスしか出てこないし、下手すると余計に拗らせちゃうって訳です。
恋愛は十人十色、いろんなカタチの関係がある。
友達に相談しない方がいいと考える理由がもう1つあります。
あなたがこの世にたった一人だけの「あなた」であるように、
あなたと彼（あるいは好意を抱いている相手）との関係性もこの世でたった一つだけ。
恋愛だけでなくこの世に生きている人たちすべての人がいろいろな人たちとそれぞれこの世でたった一つだけしかない関係性を持っている。
そのカタチはさまざまでそれぞれの性格、気持ち、過去の経験、その他いろいろな要因によって違う。
違うのだけれど、大多数の人は近い傾向や考え方に行き着くので恋愛記事でよくある一般的な意見やアドバイスで上手くいったり、あてはまる事や思い当たることが多くそれが常識、それが普通で真実だと思ってしまう。
そうなると少数派、個性的なカタチを持っている人たちはその一般的なカタチに自分のカタチを当てはめてみるがはまらないので無理やり当てはめる。
本当のカタチは違うのに、無理やり当てはめたもんだから無理が生じて折角の綺麗だったカタチが欠けてしまう壊れてしまう。
友達にアドバイスをもらうために相談するという事は、
一般的なもしくは友達が作った枠に無理やりはめ込もうとする行為だと思うんです。
それって絶対苦しいでしょ！
ピタッとはまる事なんてほぼないと思う。
それでも一人ではどうしたらいいかわからない…そんな時は
一人ではどうしても気持ちが落ち着かない、スッキリしない。
何も手につかなくなってしまう、どうしたらいいかわからない。
一人では本当にどうしようもないのであれば、
やっぱり誰かに心の中のモヤモヤを全て吐き出して受け止めてもらうしかないです。
でも吐き出す相手を間違えてしまっては余計に拗らせてしまうので、
相手は慎重に選びましょう。
- 話を途中で遮らずに最後まで聞いてくれる。
- 一方的に意見を押し付けず、自分の気持ちを意向を尊重してくれる。
- 現状を冷静に分析し整理するのを手伝ってくれる。
上記を全て出来る人が理想ですがなかなかそのような人物を探すのは難しいです。
ただ、必ずしも友達の中で知人の中で見つけようとせずもっと広い範囲で探してみてください。
それこそ、こういう相談を専門にしているカウンセラーや占い師を利用しても良いと思います。占い師やカウンセラーも全員が上記を全て出来る人とはいいがたいですが、生業上、一般の方に比べれば多いと思います。
理想の方を根気よく探す必要はありますが、
もし見つけることが出来れば一生を通しての非常に心強い助っ人となることと思います。
どうしても第3者に相談はしにくい。
上記の条件に当てはまる人が周りにいないのであるならば、
言い方は悪いが、
ただ吐き出すためだけの存在と完全に割り切ってしまって、
話を聞いてもらう事だけにする。
話す事でストレスを発散することによって、
一人で考えている時よりも一時的に頭も心もスッキリするし、
自分の中の考えや気持ちを整理できる。
これを一人でできる人（紙に書きだしたりして）もいるのだけれど、
やはりぶつける相手がいた方が簡単だとおもう。
ここで注意したいのは、相談相手が何を言おうが真に受けない事。
吐き出すだけに集中する、それ以外は何言ってもスルーで。
散々書いてきたように真に受けてしまうと逆にモヤモヤがひどくなる場合が多いので。
でもポジティブな事だけはどんどん真に受けてくださいね。
まとめ
どれだけ仲が良く知れた相手であっても、
相談するのに不向きな相手であれば落ち込むだけ傷つくだけでなにも良い事がない。
第３者介入によって心かき乱され、余計に拗れてしまっているパターンが本当に多い。
少しでも良い方向にと思うのであれば、まずは心を平常に保つことを心掛けないと良い気付きも選択肢も見つけることは出来ない。
人に相談するということ。
それは必ず心がスッキリする、良いアドバイスをもらえる、解決すると安易に思っていてはダメで、その反対の結果になる事の方が多いという事を肝に銘じておいてほしい。
恋愛相談を友達にするのはやめた方がいいよとは言ってますが、
絶対相談するなというわけではなく、人を選びましょう、
相談の仕方、相手の言葉の受け取り方を考えましょうよって話でした。
あなたの「恋愛」はあなたにとってとても大切なもののはず。
誰彼構わずではなく、この人ならという方に。
とても大切なものならば、もっと慎重に取り扱いましょうね。
